物語は1818年、ガスコーニュ生まれのレスタピ兄弟がワインのネゴシアンの会社を設立するためにボルドーに移り住んだところから始まります。

事業はほどなく成功し、兄弟はサンテステフのシャトー・カロン・セギュールを買収し19世紀後半まで所有しました。彼らはキューバ3か所でプランテーションを運営し、コーヒーの分野にも活動を広げます。第一次世界大戦後、ルネ・ド・レスタピは現在にも受け継がれる蒸留酒に関するノウハウを学び、複数の有名なコニャック会社の専属職員としてボルドー港で働きました。

その後レスタピ社はボルドーワインのネゴシアン業に戻りましたが、五世代続いたのち、一族から継承者が出なかったため人手に渡りました。

レスタピ社 Lestapis &Cieはボルドー・ネゴシアン連合会のメンバーです。また、ボルドーで歴史的な意味をもつシャルトロン地区のガロンヌ川岸に残る数少ないネゴシアンのひとつです。弊社は創立者の精神と伝統を守り、活動を多様化しながら更なる発展に努めています。